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LΛNCHR(Λはラムダで変換すると出ます)とは、今年の9月頭に立ち上げられたBlacklolita、OSHIRIJIMA、 Ryuki Miyamoto(敬称略)による 福岡県小倉を拠点としたプロダクションユニットであるッッッ!


Blacklolita
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AlphaVersion Records(AVR)所属。閣下とも呼ばれる。
Dubstep,Drumstepを中心としたトラックメイクを行っており、そのハードなベースサウンドで人を圧倒させる。
LΛNCHRや個人でのリリースのほか同人音楽界隈でも楽曲をリリ-スしており、コミケ、M3においてAVRからのリリースの他、多くのコンピーレーションやリミックスで楽曲を提供している。DJ出演も多く、福岡だけでなく大阪、東京など日本各地でプレイしている。


 
東京のベースミュージックプロデューサーであり、OTODAYO Recordsなどからも楽曲をリリースし海外からも大量のフォロワーを擁するDubscribeとの合作である「Jupiter」は、ダンスミュージックチャンネル世界最大手であるedm.com (AIA)からリリースされ、わけわからんくらい再生された。



高専生。



OSHIRIJIMA
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NEST HQでBootlegがピックアップされるほか、Drum'n'bassの超大手Hospital Records傘下のMed Schoolのコンピ、new blood016に楽曲「Peace」が収録されるなど、国内外から確実な評価を受けているDJ,プロデューサー。




Drum'n'bass,Fast Speed Garage,Jukeなどのベースミュージックを、現場志向ながらキャラクター性の高いサウンドをもって制作する。

映画館で働いている。



Ryuki Miyamoto
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Trap,Fast Speed Garageなどを制作しているDJ、プロデューサー。
シンプルかつ強烈で、聴く人の記憶に残るような音を構築する。tofubeats「Drum Machine」のBootlegは大きく話題となり、Ducky等国外アーティストからも支持を受け、Nest HQにてピックアップされる。また、同年TREKKIE TRAXより発表した「blackblassG - Leave Your Name(Ryuki Miyamoto Remix)」も大きく評価され、NEST HQにて単独記事が組まれた。




乃木坂46の橋本奈々未さんの芸能界引退で気持ちがダメになった。 




インタビュー3時間もやっちゃって編集死にそうなので急遽豪華2本立てにしてお送り致します




記事中のお三方のアイコンとして、収録後にお願いして描いてもらったRyuki Miyamotoさんの描いたBlacklolitaさん、Blacklolitaさんの描いたOshirijimaさんOshirijimaさんの描いたRyuki Miyamotoさん、を使わせていただきます。

blklltRyuki Miyamotoさんの描いたBlacklolitaさん




osrjmBlacklolitaさんの描いたOshirijimaさん




rukmymtOshirijimaさんの描いたRyuki Miyamotoさん





味があっていいと思いました




BlacklolitaさんのMinecraftを配信しながらインタビューをやりました







-それではまず、座右の銘をお聞かせください。

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Oshirijima:インタビューっぽいですね

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Ryuki Miyamoto:座右の銘じゃないですけど、最終的に音楽的にどうなりたいかっていう自分の目標があって「好きなことを好きなときに好きなだけできる」人になりたいんですよ。だから「好きなことを好きなときに好きなだけやる」が多分座右の銘ですね

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Blacklolita:年年によって色々考えてることっていうのはあるんですけど、22歳Blacklolitaの考えとしては、「自分を生きる」「生き様を残す」ってとこですね。

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Ryuki Miyamoto:それ目標だよね笑 でも正直座右の銘はなんですかって聞かれても無いよね。

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Oshirijima:考えたことないよ

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Blacklolita:まず座右の銘に縛られるような人間じゃないんで。範馬勇次郎とかワンパンなんで


そんな感じです


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Oshirijima:簡単なんですけど、「好きこそものの上手なれ」っていう。それでここまでやってきた感じなんで

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Blacklolita:いい具合に着地したね~



LΛNCHRが始まった経緯について教えていただきたいです。
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Ryuki Miyamoto:僕が今住んでるのは宮崎なんですけど、丁度小倉(福岡県)でのクラブイベントで3人が集まったときに「3人でコラボして曲を作りたいね」って話をしてたら、TREKKIE TRAXのほうから丁度その提案があってEP制作に入ったっていうところからですね。それを期にLΛNCHRと名乗りだしたって感じです。

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Blacklolita:めっちゃダイヤ出てきた(Minecraft)

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Oshirijima:EPのためにつけた名前って感じだったね




LΛNCHRの拠点となっている小倉ですが、小倉の良いところって何だと思いますか?

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Blacklolita:パッと思いつかないのが小倉のいいところっすね
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Ryuki Miyamoto:俺はパッと思いついたよ
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Blacklolita:嘘だろ・・・?
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Ryuki Miyamoto:宮崎より都会ってとこ。宮崎から福岡に引っ越した時「メッチャ建物ある!」って思ったもん。モノレールまで走ってるし・・・
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Blacklolita:あとは競馬場がありますね。
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Ryuki Miyamoto:競馬場と競輪場と競艇場が揃ってるのって小倉だけらしいよ。ギャンブル帝国だよ
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Blacklolita:競輪も小倉発祥やし、なんというか娯楽が溢れてるシケた町って感じですよ。僕は好きですけど。
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Ryuki Miyamoto:あとは飯が好き。モツ鍋とか長浜ラーメンとか。あとはうどんのチェーン店の資さん(すけさん)がやっぱり神。
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Oshirijima:北九州中心に展開してる店だね
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Ryuki Miyamoto:24時間やってるから、イベント終わりに資さんにうどんを食べに行くのが小倉の締めっすね
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Oshirijima:イベント終わったら誰かが絶対「資さん行くか」って言うんだよね
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Blacklolita:あとは適度に田舎なんですよね、咲って漫画の聖地で新道寺ってとこがあったり。
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Blacklolita:あと銃声の町とか揶揄されることも多いですけど北九州はそんな物騒でもないです笑
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Ryuki Miyamoto:LΛNCHRはそこ(倉庫からロケットランチャーが出てきた事件)から取ってるんだけどね





-現在の福岡のクラブシーンは、どのようになっているのでしょうか?
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Blacklolita:活性化してるかと言われたらNOですね・・・
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Ryuki Miyamoto:あと小倉と博多でも全然違うんですよねえ。博多はtop40(トップチャートを流しまくる箱)とかチャラ箱が多いんですよ。小倉だとtop40と僕らが行くようなクラブが半々って感じですね。でも博多にもYOM(yesterday once more)とかかっこいい事してる人はいるんですけどね。
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Oshirijima:あと博多にはトラックメイカーだったりクリエイターだったりが少なくて、そういう人が絡んでるイベントも東京と比べたら断然少ないと思います。
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Ryuki Miyamoto:小倉にトラックメイカーが集中してるってのもありますけど 
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Blacklolita:あと福岡全体的にヤンチャな人多いから、ヒップホップ・レゲエが凄い強いっすね。あとは年齢層が高いです。小倉で色々イベント出させて貰ってますけど最年少が俺ですからね
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Oshirijima:あとドラムンベースとかダブステップとか自分たちがやってる音楽に興味を持ってくれる人が圧倒的に少ないです。
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Ryuki Miyamoto:小倉は正直壊滅的です・・・僕らのブートも僕ら以外がかけてるところあまり見たことないですし、東京でのほうが全然かけてもらってます
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Blacklolita:Blockfm出演させてもらったとか、NESTHQ載ったとか言っても、へ~で終わりみたいな
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Oshirijima:まずインターネットを全然やってないっすね、だからネットレーベルとかも全然通じないです。
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Ryuki Miyamoto:トレッキーからEP出すって言っても「どこ?」って言われたもんね・・・ たぶん、箱がtop40のが多いからレコードプールさえ掘ってれば間に合うんですよね。だからSoundcloudとかネットレーベルを掘る必要がないから知らないに繋がるのかなと。
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Oshirijima:凄く現場主義な感じがあって、現場で出会った人との繋がりが本当に強いですね。俺達の音楽を聴きに遊びに来ましたってことが絶対ないっていう。



-同年代の人たちでもそのような感じなのですか?
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Blacklolita:まず同年代の人は来ないですね・・・
 
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Ryuki Miyamoto:意外とお金もかかるので客もプレイヤーもあまり遊びに来ないっすね。まず小倉に外で飲む文化が無くて、その延長か分からないですけど外に遊びに行かないですね
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Oshirijima: 俺達が何をしてるかに興味を持ってくれる人が少ないので、それを増やすためにもLΛNCHRで九州代表、小倉在住ていうのを打ち出してあまり興味を持ってもらえていない人たちにも興味を持ってもらうっていうために頑張っているのもあります。
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Ryuki Miyamoto:多分探せばいると思うんですよ。だからネームバリューを強めていって「こういう音楽を作っている人がいるんだ」っていうのに気づく人が出てきてくれたら嬉しいなっていう気持ちですね
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Oshirijima:アンテナを張っていない人たちにも届けるっていうのを目指して今はやってますね 


-Stereo Fukuokaの公式リミックスもそのような姿勢から手掛けたものだったのでしょうか?

 
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Ryuki Miyamoto:運営の人達がもともと僕らの曲を気に入ってくれてたから頼んでくれたみたいで、話してみると福岡からカルチャーを作りたいっていう思いもあって頼んでくれたらしいです。
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Oshirijima:ほんとに今から始まっていくような感じですね 
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Ryuki Miyamoto:LΛNCHRも今年始まったばかりなんで、自分もこれからどうなってくかすごい楽しみですね


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Blacklolita: まあ俺がデカくしてやりますよ


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Ryuki Miyamoto: 頼もしい!
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Blacklolita: もちろんやるからには全力でやりたいってのはありますし、九州コンピのメンツも間違いなくヤバイですから




 
-今お話に出た九州コンピですが、どのようなものなのでしょうか? 
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Ryuki Miyamoto: 本当に凄いですよ!
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Blacklolita: 1人くらい参加者言っちゃいます? 
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Ryuki Miyamoto: じゃあブラロリ選んでいいよ
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Blacklolita: では、なんとXi(Musicarus)さんに参加していただくことになりました!Xiさんには特に僕とRyukiくんがお世話になっています。出会うきっかけにもなりましたからね
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Ryuki Miyamoto: 僕はもともとBoys Noizeみたいなテクノをずっと作ってて、ブラロリはダブステップを作ってて、そこでXiさんがTwitterで「九州でテクノがかっこいいのはRyukiくん、ダブステップがかっこいいのはブラロリくん」って呟いたのを見て「Blacklolitaって奴がやばいのか」ってなってそこから連絡取り出した感じです。
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Blacklolita: それが丁度2年前の夏っすかね
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Oshirijima: 俺がDTM始めたての頃っすね 
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Ryuki Miyamoto: 2014年の4月からDTM初めてMedschoolって意味わからんすよね笑
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Oshirijima: これこそ好きこそものの上手なれですよ
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Blacklolita: あとXiさん含めて11人くらいいますね。うち3人は僕らですけど
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Ryuki Miyamoto: 僕らがやるからベースミュージック主体のコンピになるかなと思ってたんですけど結構そうでもなくて
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Oshirijima: 集め方も、それぞれの繋がりで集めた感じですからね
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Blacklolita: あれ海底遺跡じゃね!?(Minecraft) 

 



-次に、皆さんの音楽遍歴や、DTMを始めた経緯についてお聞きしたいです。
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Oshirijima: まず中二の頃RIP SLYMEとかが凄い流行ってた時期で、友だちが聴いてたのを自分も聴き始めて日本のヒップホップ、KING GIDDRAとかを聴いてて、高校からRHYMESTERとか結構アングラな方を掘りだしました。

でそういうグループって後ろにDJがいるじゃないですか。それがかっこよくてDJやりたいってなってなってなって。もちろん機材とか実際に見たことも無かったんですけど、小倉の楽器屋に遊びに行ったときに機材の横でDMCとかの動画が流れてて「DJでそんなことが出来るのか」ってことになって、高校卒業と同時になんとか機材を買ってターンテーブリストとしてキャリアを始めたんですよ。で練習し続けた結果DJ Kentaroとかも出てた、10代だけが出られる登竜門みたいな大会の本戦に出場できたんです。

でもそこで燃え尽きて一度音楽をきっぱりやめたんですけど、当時ターンテーブリストシーンで積極的にドラムンベースが使われてて、かっけえと思って小倉のタワレコでHospital RecordsのMixCDをわけも分からず買ったんですけど、その1曲目にやられてそこからずっとドラムンベースを聴きだすようになりました。
ドラムンベースとかSkreamの1stみたいなUKダブステップとかを聴いてて、Soundcloudとかもないし適当にCDショップで曲を探すような感じだったんですけど、そこでSkllirexが出てきて「こういう音楽やりたい」ってなってから数年後DTMを初めました。そこからは同時進行でJukeとかFSGをやりだしてみたいな感じですね。

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Ryuki Miyamoto: 僕は、中学の時ラジオっ子だったんでSCHOOL OF LOCK!とかでロックをめっちゃ聴いててたんですけど、親父がYMOのCDを持っててそれを聴いたときに、今までのロック脳が電子音を聴いてすごく衝撃を受けて。
「どうやってこういう音を作ってるんだろう」ってなって、Youtubeとかで当時の動画を観て、色々な電子機器で作ってるってことを知って「じゃあ俺もこういう機材があれば音楽を作れるのかな」って思って、そん時に坂本龍一が「楽器が弾けなくても音楽は作れる」って言ってるのを聴いて「じゃあ作れるじゃん!」ってなってフリーのDAWでDTMを始めました。
 
で、宮崎の田舎だから市内に行かないとCDショップとか無いからYoutubeとかインターネット使って曲聴いてたんですけど、中田ヤスタカのCapsuleを知ったときにパソコン一台で曲を作ってるってのを知って、で当時中田ヤスタカがメインのDAWでCubaseを使ってたから「じゃあこのCubaseってのを買えばパソコン1台で曲が作れるんだな」ってなって、そこから今でもCubaseをメインで使ってます。だから彼がFL使ってたらFL使ってましたね。
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Oshirijima: 僕も同じような感じで、SkllirexがAbleton Liveを使ってたからLiveを買いましたね
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Ryuki Miyamoto: 高校2年のときにCubase買ったんですけど、もともとはそれでエレクトロとかテクノとか作っててそこから大学に入って、その時に今所属してる事務所の社長とTwitterでやり取りしてて加入が決まって作家をやってました。
それでMixCDのマニピュレーションとか商業的なことをずっとやってたんですけど、今年くらいから活動再開みたいな感じでSoundcloudでtofubeatsのDrum Machineのブートレグを出したらああなったって感じですね。
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Oshirijima: 宮本フィーバーね
 
-エレクトロやテクノから、ベースミュージックを作り出すきっかけになったのは何でしたか?
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Ryuki Miyamoto: 大学2年の時からEDMとかのDJ始めて、Manssonっていう友達がいてなにか新しい音楽がないかって話をずっと共有してたんですけど、そん時にBoysnoize RecordsからUZがTrap Shitをリリースしてそれを聴いてトラップかっけぇってなって作り始めましたね。

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Blacklolita: 僕は音楽作り始める前まで音楽遍歴っぽいものが無いんですけど、高校1年くらいのときにjubeat始めて、まあ下手くそだったんですけどほんとに楽しくて、中学ずっとバスケやってて使わずに溜まってたお小遣いで毎日遊んでて、
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Ryuki Miyamoto: バスケやりよったん自分!?
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Blacklolita: そうっすよ。
で2011年くらいにBeatmaniaを始めて、そこからBMS(過去記事にも出ているので詳細はぜひそこから)も始めて、(BMSのイベントの)BOF2011で削除って人の曲を聴いて「この人やべえな!」ってなって、調べてみたら同い年って知って「俺にも出来ないとおかしい」と思って2012年にFLを買ってDTM始めたんですよ。 
 
でずっと音ゲーっぽい曲作ってたんですけど、ある時Twitterである人からハウスとかトランスとか教えてもらって、そこからプログレッシブハウスとか作り始めて、それをその人がUstとかで使ってくれて人に自分のものを世に出すっていいなってなって。それから実際に会おうって言うことになったんですけど、「じゃあこの学校のこの棟に来て」って言われて待てよ、なんで俺の学校知ってるんだって。それで行ってみたら女性の先輩で、その人から音楽や同人活動も教えてもらいました。
 
最初の同人活動は東方アレンジで、それで今所属してるAlphaVersion RecordsのEinsさんと知り合って、よくしていただいてレーベルの立ち上げにも関わらせていただきましたし、ダブステップについて色々教えていただいたのもEinsさんでした。で2013年に削除さんも参加したDiverse Systemに3回目に送ったやつで合格を貰って色んな人と関わらせて貰ってって感じですね。
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Blacklolita: 影響を受けたアーティストを言うと、Skllirex、Zomboyらに影響を受けて、レーベルだとNever Say DieとかOWSLAですね。グリッチっぽいサウンドだとやっぱりXilentとか、1番はKOAN Soundで、明太子屋さんでバイトしながら音作りやグルーヴ感について考えて帰ってから曲作りするってのを去年まで やってました。
 
 
 
-ほかのお二方にも、影響を受けたアーティストはいらっしゃいますか?
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Oshirijima: 僕はHIGH CONTRASTですね。さっき言ったHospital RecordsのCDの1曲目がHIGH CONTRASTの「Twilight Last Gleaming」って曲だったんですけど、もともとヒップホップ聴いてたからサンプリングのループしてる感じが好きだったんで、そのサンプリング感とベースで完全にロックされて今でもずっとそういうスタイルの曲が作りたいですね。あとはSkrillexです。
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Blacklolita: Skrillexいいっすよね。本当にスーパースターじゃないですか。あれよあれよとのし上がって今でもカリスマ性を保っているっていう。
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Oshirijima: ダブステップの形を本当に極端に変えたっていうか、新たな流れを作ったってところにリスペクトがあって、それもあってFSGっていうGarageを160にするっていう試みもその精神からやり始めたっていうのもあります
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Ryuki Miyamoto: 僕は、DJとか音楽のありかたっていうところではやっぱり大沢伸一さんですかね。インタビューとかすごい読んで勉強した覚えがあります。
でも最近はごちゃまぜな感じの曲を作ってるので、特定した誰に影響を受けているっていうのは無いですね。

-現在注目しているアーティストの方はいらっしゃいますか?
 
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Blacklolita: じゃあ、各自2人ずつくらい紹介しましょうか
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Ryuki Miyamoto:  最近よく連絡を取ってるのはVDGで、連絡とかは取ってないけど最近面白いなと思うのはRaitoっていうテクノの人っすね。


RaitoはBoysNoizeRecordsからEP出してるのにフォロワーが1500人(現在1800人)しかいないんですよね、でも超かっこいいっす
あとはRaitoとコラボしたりしてるMadameってやつも新鮮です、来日してほしいっすね

三人目出ちゃったけど

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Oshirijima: 僕はHyroglificsっていうCritical Musicから出してる人ですね

気になる理由としては、LΛNCHRって激しいイメージですけど自分はずっとグルーヴが鳴ってる感じのが好きなんで。すごい気に入りました。
特に「Hanging On You」って曲がすごい好きでDJでもよくかけてます。

もう一人は日本人なんですけどTSUMUTSUMUくんって人で、あの人の音楽すごい面白くて、BPM160くらいでFSGともNXCとも違う独特なグルーヴで、これからもっと磨かれていくともっと面白いことになるんじゃないかと思います。

東京のLounge NEOでやってたPOOLってイベントでDJやってたんすけど明らかにほかの人と出してる音が違ってて、こういうオリジナリティがある人がもっといろいろな人に届いてほしいなって思いました。

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Blacklolita: 一人目はShisoさんですね。かっこいいっすマジで。

「Zulu Vibes」って曲があって、すごいトライバルなんですけどグルーヴ感もあって最高っす。

ジャングルテラーの名門Blooklyn Fireからも出してる超実力派です。
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Ryuki Miyamoto:  よく泡パにいるよ
というかこういうラテン系の曲を作ってるのって泡パの影響もあると思うな。
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Blacklolita: あとは雄之助くんですね。VOCALOID系の曲を作ってて東京らへんを中心によくいろんなところでギグをやってますね、かっこいいです
 







その1はここまでです!次回はLΛNCHR EPのお話や機材のお話です はやめに更新します