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Mitomoro
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アメリカ在住のDJ/トラックメイカー。Attack The Musicに所属。
オールドスクールからメインストリームまで幅広くハードコア、ハッピーハードコアを製作し、また時にはハードコアから逸脱、自由かつダンサブルな音楽を追求している。Rob GasserAl Stormなどとのコラボの他、M-ProjectDJ ShimamuraHommarjuなど日本のアーティストとのコラボも多く行っており、さらに同人アルバムへのリミックス提供、そして2017年8月に行われたTHE DAY OF HARDCOREを皮切りに東京、大阪で数度の来日出演を行うなど、国内クラブミュージックシーンとも深い親交を持つ。

〈過去の来日イベント〉
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2018年5月17日、大阪を拠点にするレーベルMIXJAMより、リミキサーにTOMOYU氏を招いたEP  "Brand New Life"  をフリーリリース!

今回はMIXJAMとDeltabunnyがコラボする形で、EPなどについてインタビューをさせて頂きました。



-"Brand New Life"のコンセプトは何ですか?

Mitomoro - 僕は初期のBonkersに入っている曲が本当に好きで、自分のオールドスクールな音作りについてもどんどんハッピーな方へ変わっていっているんだ。そこで、何かメインストリームのリスナーにも、オールドスクールレイバーにも訴えかけられるものを作ってみようと思った。
多くの人が僕に"Toytown"を思い出させると言ってきたけど、実はこの曲を作るまでに僕が"Toytown"を聴いたことは一度もないんだ(笑)

-リリースまでの経緯について教えて下さい。
Mitomoro - 実のところ、最近まで僕はひどく落ち込んでいた。そこである日、自分を元気づけるために何かハッピーなものを作ろうと決めたんだ!結果上手くいったと思うけど、それまでの間は本当に悲しい気分だった(笑)。僕は約3ヶ月間新しい曲を作れずにいた。だから最終的に自分の好きなものが作れたときは嬉しかったよ。

-TOMOYU(@tomoyu165cm)氏のRemixについてお聞かせ下さい。

Mitomoro - TOMOYUは本当に素晴らしいリミックスを作ってくれたよ。あまり多くの人が知っているわけじゃないけど、僕はFunkotのようなジャンルの曲が好きなんだ。聴いているといつでもとても楽しくなってくる。僕はだいぶ前からTOMOYUのファンだったから、彼にRemixをやってもらうことができて良かった。

-楽曲制作に使用した機材は何ですか?
Mitomoro - 大体の作業は、曲作りと音作りをするのに一番慣れているFL Studioでやっている。でも最後のミックスダウンの時は、もっとクリーンな感じのプラグイン(リバーブやEQなど)が欲しくなるから、Ableton Liveを使ったりする。今の音作りはだいたいSerumSytrusでやっているけど、MassiveSpireみたいなやつもレイヤリングのために使い続けているよ。

-最初にレイヴカルチャーに興味を持ったのはいつでしたか?
Mitomoro - とても若い頃だった。僕がまだ13-14歳くらいだった時に、レイヴカルチャーについて知ったんだ。そこから僕は明るくて元気な気持ちになる音楽が大好きになった。ユーロビートやハンズアップみたいなものにも惹きつけられたけど、それでも本当に好きなのはハッピーハードコアの音なんだ。

-大阪でのパーティー(Gammer来日ツアー、Kleiner Festival)に出演した際の感想をお聞かせ下さい。
Mitomoro - あれは僕にとって今までの中でもお気に入りのイベントの1つになったよ!僕はGammerの大ファンなんだ(そしてあの日からAlby Loudも)。素晴らしい観客たちへ自分の好きなアーティストらと一緒にプレイできたことで、僕は今もすべてのショーであの時の感覚を再体験できるようにと思いながらプレイするよう試みているんだ。

-J-Core、J-Pop、アニソンなどの日本の音楽についてどう思いますか?またそれらのサウンドは海外と異なっていると思いますか?
Mitomoro - 日本のクラブミュージックは大好きだよ!アニソンとJ-Coreもね。僕は今でもJ-Coreはハードコアのベストな形だと信じてる。J-Coreは目新しさを感じさせるけれど、核心的な部分は変わっていないんだ。音作りは進化していっているし、ジャンルごとに新しいスタイルを取り入れていっている。日本のクリエイター達はいつも最初にそのジャンルを見つけたときのような体験をさせてくれるんだ。 
僕はあまりアニメには詳しくないけど、"ポプテピピック"のOPは想像してたよりも素晴らしかった。あと"NHKにようこそ!"の曲も象徴的な歌詞が良い。そういったクリエイティブなアニソンなどの素晴らしい音楽たちが僕は大好きだ。
日本のクラブミュージックはとても精巧で、影響を受けたサウンドをパワフルに、かつ巧みな手段で拡張していくんだ。それらは時に、類い稀な何人かを除いたアメリカのクラブミュージックよりも上位に立っていると思う(Trekkie TraxHAKA IS DEADは大好き。僕にとって日本のクラブミュージックの大手としてMaltineと並んでいる)。どう最高なのか説明するのは難しいけど、J-Coreはいつまでも僕のお気に入りだよ



-RAVE TOOLZについてですが、新たな曲の募集は行わないのでしょうか?

Mitomoro
 - この質問には答えられないかな(笑)RAVE TOOLZはDuckyのもので、彼女がRAVE TOOLZの今後のビジョンを把握しているんだ。RAVE TOOLZを運営するチャンスを1年間持てたことはとても光栄だった。そしてその間に僕は好きなクリエイターにRAVE TOOLZへ参加してもらえるよう、ベストを尽くしたんだ(Callum HigbyRelectなど)。当初は僕の好きな、DJ SHARPMARKERDJ Shimamuraと言ったJ-Coreのアーティストたちをもっと呼ぶつもりだったけれど、実現する前に忙しくなってしまった。それでも、RAVE TOOLZの未来は明い方へ向いているよ :)

-ちなみにバンドを組んだ経験はありますか?また何か弾ける楽器などはありますか?
Mitomoro - ちょっとだけベースが弾けるよ。あとピアノについても詳しい。でもこれまでにバンドを組んだことはないんだ。Numb'n'Dubみたいな、ボーカルが上手い人とバンドを組んだりできたらいいかもね。


-最後に、今後日本でやってみたいことはありますか?
​Mitomoro - 日本で過ごす時間が大好きだよ。クラブカルチャーを体験することもね。アーティストのパフォーマンスを見るためにイベントに行くのも好きなんだ。以前訪れた時のCarpainterのセットのことを覚えている。それからまたNAGOMIXに超楽しいJ-Coreのセットをやりに行ったんだ。Kento Watanebeのようなアーティストたちを見ながらね!! 
あと日本食が大好き。セブンイレブンみたいなとても一般的な所でも、とてもおいしいスナックが置いてあるんだ。もっと他の日本食にトライしてみたいよ。haha 





Mitomoroのインタビューでした。大阪で見たとき天真爛漫な感じで楽しそうにしていたのを覚えていますが、曲を作るときはやはりだれでも病むもんなんだな・・・と思いました

Brand New Life EPはフリーダウンロードとなっておりますので、この機会に是非ダウンロードしてみて下さい!今後もMitomoroとMIXJAMのリリースを要チェックです。



おわり